こんにちは。
建物構造の中で一番重さや力が加わる所はどこでしょう?
はい。柱のコアの部分ですね。
コア組立とは短いコラムにダイヤフラムを挟んで溶接する作業です。
ダイヤフラムとは、柱と梁の相互で曲げ応力を伝達できるよう配置した鉄骨プレートのこと。 鉄骨造の柱と梁の剛接合部の応力伝達を補い、仕口の剛性を高めるために設けられる鋼板。
まあ、頑丈にするための鉄板ですわ!
まずは裏当てを付ける所から!
建物によってルートギャップが違うので規格に合わせてはめていきます。
裏当てをはめたら、ダイヤフラムを付けます。
弊社では、鉄板の上に乗せてケガキに合わせてダイヤフラムを組んでいきます。
この架台になってる鉄板分厚くて重そう、、、
鉄だから当たり前なんですが。
片方にダイヤフラムを付けたら、次はコラムの中に内ダイヤを付けていきます。
この内ダイヤの取り付けは溶接ロボットではできない工程なので職人さんの腕の見せ所ですね!
しっかり開先も測って
バッチリですわ・・・
今回はここまで!
ここから、溶接が始まり、社内超音波検査や第三者超音波検査を合格して製品になっていきます。
コア組立の工程一つだけでも、ダイナミックで繊細なお仕事でしたね。
おわり。
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